■発育発達とサッカー

技術、戦術面ではないアプローチ

サッカーは『自分とボールの関係』からスタートします。

単純にボールを蹴って楽しい!思い通りにボールを扱えて楽しい!と感じるところが第一歩です。

そして次第に『自分とボールと相手の関係』になっていきます。少しずつ周囲を意識するようになり、相手がいることを楽しめるようになってきます。

さらに次の段階になると子ども達は『自分とボールと相手と仲間』を意識するようになります。

目的を達成するのにどうしたら良いか?を考え、味方を意識することが出来るようになってきます。

小さな子どもが少しずつ社会性を学び、物事の考え方が大人に近付いていく過程とサッカーの成長は比例していると感じています。

これは教育と重なる部分であり、サッカーだけの問題ではないと思うのです。

もちろん年齢によって大まかな目安はあるものの、個人差があることも事実です。

意識して欲しいこと

  • 周囲への気遣い、配慮
  • コミュニケーション、立ち振舞い、発言、マナーを意識する
  • 社会性、多様性、協調性

これは我々、大人も考えなくてはならないことだと思います。

団子サッカー(自分とボールの関係の集合体ですね…)を否定する人もいますが、仲間と協力した方が問題が解決出来るという気付きを与える為には、団子サッカーは発育発達を考えれば必要な段階であることは間違いないですし、必然なのかもしれません。

我々日本人の教育感や育っていく過程は諸外国のそれとは違いますから、全てを真似る必要はないと思います。

一方で環境を与える、機会を与えるといった視点で言えば、『強制的にやるように働き掛ける』ことも必要なのかもしれません。